赤ちゃんの読み聞かせはいつからいいの?
娘が生後3か月になりました。
気になるのは「読み聞かせをいつからがいいの?」
ということ。
結論からいうと、
赤ちゃんの絵本読み聞かせは、生まれてすぐか、言葉に反応し始める2~3か月ごろに始めるといいです。
この記事では、読み聞かせを始めるタイミングやその効果、さらにおすすめの絵本について解説します。
読み聞かせはいつから始める?
赤ちゃんへの読み聞かせは、「生まれてすぐ」から始めることがいいとされています。
生まれてすぐの時期でも赤ちゃんに親の声を聞かせることで安心感を与え、親子の絆を深める効果があります。
ですが、
重要なのは、赤ちゃんの成長に合わせたペースで読み聞かせを楽しむこと。
無理に早く始める必要はなく、赤ちゃんが興味を持ち始めたタイミングや親が自然にできる時期から始めることが良いです。
3か月ごろになると、赤ちゃんの視覚や聴覚が発達してきますのでこのころから読み聞かせるといいです。
早すぎるかな~と思いつつ絵本を開くと、
娘は意外と絵に集中してくれて、にこにこしながら聞いています。
絵本に描かれている絵や声に反応がよりしてくれるようになるので、読み聞かせの時間が楽しくなってきます。
アメリカの小児学会の研究では?
アメリカの小児学会の研究では、赤ちゃんに生まれてすぐから絵本を読み聞かせることで、言葉の発達や親子の絆が深まることが証明されています。
また、成長してからの学習能力に影響します。
「幼児期から読み聞かせを始めると、言語、読み書き、初期の読み書き能力に永続的な影響があることを示唆」
「幼児期に一緒に読み聞かせをすると、子どもが学ぶことは、4年後、小学校に入学する頃にも影響を及ぼす」
特に乳児期初期の読書の質は、初期の読書スキルを予測する一方、幼児期の読書の量と質は、4 歳での名前の書き取りなど、その後に出現する識字能力と強く結びついているようです。
幼児期からの読み聞かせ時間は、読み聞かせしない場合と比べて大きな開きが出てきます。
親や保護者が生まれたときから子どもに1日30分でも読み聞かせを始めれば、子どもが幼稚園に入る頃には900時間以上読み聞かせを受けていることになります。
読書が週30分に減ると、子どもは770時間以上の読書時間を失い、幼稚園に入学するまでに読書経験はわずか130時間になります。
赤ちゃんに与える効果
読み聞かせは、赤ちゃんの言葉の発達や認知能力を高めてくれます。
また、親子の絆を深める効果もあります。
特に、読み聞かせを習慣にすることで、赤ちゃんが安心してくれます。
・言葉の発達
・親子の絆
・リラックス
・認知能力の向上
・社会性の発達
言葉の発達
読み聞かせは、赤ちゃんの言葉の発達に重要です。
赤ちゃんは、親の声を聞いて、言葉のリズムや音を学び、少しずつ言葉の意味を理解します。
特に、親が感情を込めて読むことで、言葉だけでなく感情表現のパターンも学びます。
これは、日常生活での会話力にもつながります。
親子の絆
読み聞かせは心の交流に大きく影響します。
赤ちゃんは、親の声を聞くことで安心し、愛情を感じます。
読み聞かせで一緒に過ごす時間が増えると、心の成長にいい影響を与えてくれます。
寝る前にリラックス
読み聞かせは、赤ちゃんにリラックス効果を与えてくれます。
特に、寝る前の読み聞かせは重要です。
ルーチン化することで、赤ちゃんがスムーズに寝るようにする効果があります。
夜泣きや寝つきをよくする効果もありますよ。
早すぎるデメリットは?
特にデメリットは指摘されていないです。
とはいえ、いくつか気をつけるべきポイントがあります。
・無理に行わない
・焦らない
・負担にしない
赤ちゃんが疲れていたり、機嫌が悪いときに無理に読み聞かせをすると、かえってストレスを与えてしまう可能性があります。
また、焦ってしまうと親が感情的になってしまうこともあります。
赤ちゃんはまだ言葉を理解する段階にはないため、親の声を聞かせることに重点をおきましょう。赤ちゃんを安心させてあげるのを目的にするといいです。
親子で楽しく続けることが重要なので、無理のないペースで続けましょう。
読み聞かせにおススメの絵本
長男がケラケラ笑った本
こちらはちょっとした仕掛け絵本になってます。指で絵を動かして、おさかなさんが回ったり、男の子が飛びだしたりと、読みながら絵を動かせるようになっています。
途中で声色を変えて、「ふね~」と思いっきり低い声を出してあげると、ゲラゲラ笑っていました。
声と共に絵が動くのが楽しかったのかもしれないですね、気になるのか、自分で動かそうと必死でした。
赤ちゃんラボ初「もいもい」
「東京大学赤ちゃんラボ発」!
学歴と権威に弱い私は気づいたらポチってました。
何とも言えないキャラクターが何だかモヤモヤ何かしている様子。でも確かに子供は釘付けに。ちょっと機嫌が悪いぐらいなら泣き止みました。
なんとなく2匹の物体が引き合う様子に目を奪われるのと、「もい」の数で数字の概念を認識できる(ような気がする)のでこれは計算つくされているのでは?と納得しました。
娘がにこにこした本
おそるおそる娘に見せてみたらにこにこしながら見てました。
生後3か月でも顔は認識するんでしょうか?
長男はつーんとしていました。
一般的に男の子はものが動く様子、女の子は人に興味があるとのことで、同じ親から生まれた子でも反応に違いがあることにびっくり。
大きさの概念を教えてくれる本
ですが侮るなかれ。
おおきいとちいさいをここまでいろんな言い方で書かれた絵本はいまだかつてなかった(と思います)。
いろんな「おおきいちいさい」がちりばめられていて、息子は興味津々でした。
いろんな声を出して読み方を変えてあげると、よろこんで見てくれます。
読み聞かせを始める時期と効果まとめ
赤ちゃんの読み聞かせをいつから始めるべきかについてまとめました。
ポイントをおさらいすると、
・生まれて早い時期に読み聞かせを始める
・赤ちゃんの言語発達に良い影響がある
・親子の絆が深まり、安心感を与える
ぜひ読み聞かせを習慣化し、赤ちゃんとの素敵な時間を楽しみましょう。